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Kyoto Sumiyama Asakura Mokko _ Appearance _ Trial to use wood carefully.jpg

材木を大切に使う試み

『長く愛用できる家具』をつくる。

Representative: Katsuhiko Shimizu

木工機械の手押し鉋盤、自動送りなどから出た木の削りくずは、炭山の工房の前に

写真のように袋に詰めて出しておき、近所の方などにご自由にお持ち頂いています。

あっという間になくなり、助かっています。活用方法は皆さん様々。

●畑の畝と畝の間に敷いて、雑草よけに活用

●山道の整備作業時の、ぬかるみ部分にまいて、作業をし易くする

●庭の犬の遊び場にまく

●生ゴミをためているコンポストの中に層にして混ぜている

●畑の肥料をつくる時の空気層として活用。土にすぐ還らず時間がかかるのがちょうどいいそう。

          

木っ端、荒木取りの端切り割れのあるものの活用

木材は乾燥させる過程で、割れ止めを塗ってもどうしても端は多少割れてしまいます。その「端切り部分」は、土が食い込んでいる事が多いので刃物がすぐかけてしまうことと、加工している最中に急に割れる場合があって危険なことから、あまり木工作用材にもお勧めしにくい部分です。家の前に出しておくと、近所の方が薪ストーブ用に貰ってくださいます。生木よりも水分が少ない乾燥材のため、すぐに燃えてしまうものの、煙突にススが付きにくいと喜ばれています。(燃料の薪は石油、石炭のように枯渇してしまう地下資源ではないこと、燃焼時に放出される二酸化炭素は木の成長によって回収されるため、カーボンニュートラル(炭素中立)な暖房といわれています。) 

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「栗の端材をストーブで燃やした灰」

その灰を使って灰汁を作り、朝倉木工で制作する「我谷盆」などの灰汁仕上げ塗装に活用しています。

   

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「手道具の鉋の木くず」

●お客様のゆかりの兵庫県の小学校で授業にお使いいただきました。お客様はもともと大工さんで、自分の鉋くずを小学校の生徒に差し上げていて、ご自身が引退されたので、朝倉木工の鉋くずをご活用いただきました。子供たちは、鉋くずで「ケーキ!」など自由に想像してつくるそう。

●爪楊枝入れや、コースターなど、木の小物のプレゼント梱包の際に、手鉋の薄削りの木くずを緩衝材に活用しています。すべての部材を手で鉋をかけて仕上げているので、削りくずは大量。少し救出して活用しています。プレゼントを開けたときの話のタネになれば幸いです。

 

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ホゾ取りなどででた揃ったかわいい木っ端や、小さくなった部材の落し活用

●宇治市の木工作クラブの方々に使っていただいたり、

●地元の小学校(「宇治市立笠取第二小学校」様に図工の木にくぎを打つ工作に)

●保育園(宇治市「明星っ子こども園」様など園児にわたす「よく頑張ったね!のメダル」工作)

●こども造形美術教室おやこアート教室(京都市「アトリエベッポ」様など)

●福祉施設(法人『特定非営利活動法人おはな』様など)

●福祉施設(「社会福祉法人 宇治市木幡くらしのハーモニー」様など)

 集団のかたに活用していただいています。

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小さいものを木工作するのは大きいものより回転機械によって飛んだり、手に刃物が近くなり危険なこともあるので、個人の方に差し上げるのはちょっと気を使います。林業の方の手間もかかって、材木屋さんで長い時間出番を待って、家具に使われて、さらにまだまだ使えるところがある綺麗な木っ端たち。ご興味のある集団の方いらっしゃいましたらご連絡ください。(現状は指導員のいるような集団の方で、月一回のオープンショールームの日に炭山に取りに来ていただける方に限定)​

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