『ものの寿命』『デザインの寿命』
一生壊れない家具をつくるのはそれほど難しくない。
ある程度の職人の技術があればできあがってしまう。
難しいのはデザインの寿命。
一生涯、愛用できるものをデザインするのは
本当に難しい。
それができて、本物の素材をつかって丁寧につくれば、
『出来上がったときの美しさ』と『年月が築く美しさ』を身にまとって次の世代に残る家具をつくることができる。
『毎日使っているけど、やっぱりよいなあ、好きだなあ』と20年後も思える存在をつくりたい。
そんなことを考えて制作しています。
『木の仕事』
木の仕事は難しく厳しい。
100年育った木材に恐れを感じ
いつも悩みながら仕事をしています。
しかし同時に思います。
これほど人にやさしい素材は他にない。
清々しく尊い仕事だなと。
大切にしていきたい。 朝倉 亨
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