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京都炭山朝倉木工の歩み

2009年(平成21年)4月~11月竣工

 

関東の家具制作会社にて8年勤務の後、地元関西に戻り、開業。時はリーマンショック次年、不景気真っ只中。

どうしたら家具づくりを続けて生きていけるか考え、工房兼自宅兼ショールームで

実際に使い込んだ家具をご覧いただき、直接注文を受けるスタイルに。

宇治市の炭山に、1階工房&2階自宅&SHOPをハーフセルフビルド。京都府内産材(杉,桧,松)を使用。京都北区の大工さんの工房に一ヶ月通い、鉋がけ、角のみ穴掘りなど、家具と共通する刻み作業のほか、在来軸組工法によるホゾ組木造住宅の手刻みを経験。自分たちで家づくりした経験は、家具づくりに多いに役立っています。 

 ↓ 2009年の家づくり記録まとめスライドショー(1分) 自動で始まります。右下に矢印もあります。

2010年 初納品   

 

●最初のオーダー家具を納品。

以来、主に一般のご家庭や店舗のオーナーからのご依頼を承り家具製作。

 

ウォールナットのダイニングテーブル食事風景 最初の納品.jpg

 東京都 T邸 ウォールナット耳付大テーブル

 オーチェア トーチェア 革座布団 

 

軌道に乗せるまでの最初の5年間は無我夢中。納品事例も少ない私達に家具を注文してくださった方に支えられ奮闘。はじめは工房の設備も足りない、子どもも産まれ、近所に住む父母に助けられながらも、てんやわんや。乳離れしない子どもをおんぶして打ち合わせ採寸へ伺ったことも何度も。

  

 IMG_5486大阪日本料理屋 大テーブル3m×1.2m亨 椅子二人で.JPG 21  IMG_5489 - コピー (2).jpg
大阪府豊中市 日本料理店「一汁二菜うえの 豊中店」2階個室 ウォールナットの特大テーブル(表面削り跡有り)、オーチェア革座 

 

開業間もない私達に一汁二菜うえの豊中店 さんが大きな仕事をまかせてくださったことは大きな自信と励みになりました。    

 

●2010/5/14~16『木工家ウィーク2010 in NAGOYA』『Woodworkers Chairs Collection 木工家チェアーズコレクション』作家57人の椅子100脚展示会。木工家ウィーク実行委員会主催 名古屋市中区栄3-6-1百貨店ラシック1階にて。椅子4脚出展。

この名古屋展示会では、朝倉木工の椅子を見たお客様が、その日にお家にご招待してくださり、椅子コレクションをみせてくださったことも。

 

以来10年間名古屋に出展。家具作品が人との出会いをつくり、更に別の出会いにつながって、、、そんな有り難いご縁にも恵まれました。

 

 

2011年
住人十色
初個展
工房からの風

●2011/ 1/25、2/25、3/25、4/25 京都北野天満宮 天神さんの市 出店

●3月、東日本大震災。  5月長女誕生。

●2011/ 4/16~17美濃国池田山麓クラフト展 岐阜県揖斐郡池田町大津谷公園。椅子サイドテーブル出展。

●2011/6/10~12「木の家具40人展2011」木工家ウィーク実行委員会主催 名古屋市中区栄2-2-5電気文化会館5階 東西ギャラリーにて。に初出展。(以降、この展示会に10年間出展)

●2011/6/ 4~ 5 名古屋木工家ウィーク「わたしの木の椅子100脚展」木工家ウィーク実行委員会主催 

 愛知県名古屋市東区橦木町2丁目18 文化のみち橦木館

 ●8月TV取材 MBS毎日放送「住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~」。
●2011/8/31~9/1 個展「木と暮らす展2011」 京都炭山朝倉木工主催

 

 大阪府箕面市箕面公園2-5  cafe & gallery ゆずりは  にて 初めての個展開催。

●2011/10/15~10/16「第9回工房からの風・craft in action」日本毛織株式会社主催 

 千葉県市川市鬼高1-1-1ニッケコルトンプラザにて →BLOG

        住人十色撮影風景_京都炭山朝倉木工_夫婦の家具工房.jpg IMG_9931.jpg

2012年
炭山豪雨土砂災害で土砂崩れ孤立。何日も停電。救援物資のおにぎりで食中毒になって運ばれる経験も。

9月ゆずりは個展2回め。書籍「一生つき合える木の家具と器・関西の木工家28人の工房から」西川栄明著 が出版された


この本は朝倉が木工を志した頃第一冊目北海道バージョンが出版。続いて信州。北から取材が進んでいた。

当時会社で家具製作をしながら社外のコンペに出品入選した作品を著者は覚えてくれていて、独立してすぐ声をかけてくださいました。

その本がきっかけとなって、2015年朝日放送TV(ABCテレビ)「LIFE夢のカタチ」の密着取材では恩師建田良策先生や

家具依頼主のN様、O様、H様、Y様、地域の方々にもご出演いただくことが出来ました。

              一生つき合える木の家具と器・関西の木工家28人の工房から.jpg
 

2015年~
まず軌道に乗ってから、と封印していた 漆の仕事 も6年目からは解禁。作品の幅がぐっと広がりました。


2016年4月~
夫婦二人で制作する工房でしたが、初のスタッフ を迎える。2020年現在はスタッフ2名、計4名で制作。 

スタッフも毎日頑張っています。昼ごはんは交代でつくって皆で食べ、日常でお盆や試作スプーンを使います。

(追記:2022年3月~コロナ禍につき昼食は今は個別)

2019年秋
工房から徒歩1分の場所にショールームOPEN。

 

2023年

​「君の椅子」プロジェクト 2023年デザインを担当させていただきました。​
 

京都炭山朝倉木工開業10周年の年表
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