炭山の紹介
京都炭山朝倉木工の所在地、「京都府宇治市炭山(すみやま)」という地域についてご紹介します。
(最寄り駅は、JR・京阪六地蔵駅、木幡駅、黄檗駅、地下鉄東西線石田駅)
京都炭山朝倉木工に来訪くださる方が、事前に興味のある場所を知り、お立ち寄りいただけたらと作成しました。
炭山に引越しを検討中の方や、
自然豊かな小学校を検討中の方、
炭山にお住まいの方にも役立つと嬉しいです。
京都府宇治市炭山という場所について
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今から 808年前の鎌倉前期、鴨長明の随筆文学「方丈記」(1212年)に「炭山」という地名が出てきます。
「これよりみねづづき、すみ山をこえ、かさとりをすぎ、或は石間(岩間寺)にまうで、或は石山(石山寺)ををがむ」当時、鴨長明は伏見区醍醐日野に住んでいたと言われています。
それから時は流れ…1970年頃に、京都市内から30以上の陶芸の窯元がより良い環境を求め、上炭山の「京焼村」、「炭山工芸村」、「(協)炭山陶芸」など組合を作って自然豊かで市内にも近い炭山に移り住んできました。
その後、「京焼・清水焼」の伝統を受継ぎ多様な制作活動を行っています。
昭和49年(1973年)には、東海自然歩道も完成。現在もウォーキングやサイクリングロードとして楽しむ人の姿をよく目にします。(東京の明治の森・高尾国定公園と大阪の明治の森・箕面国定公園を結ぶ自然歩道)
京都炭山朝倉木工が2009年~実際に暮らしてみて感じた炭山の良いところを紹介します。
●自然の蛍もいる豊かな里山
「山奥と思ってたけど意外と市街地からすぐだね」
「車で5分でスーパーやコンビニのある市街地に出られる便利な里山」です。
そんなに町に近いのに、川には毎年ホタルが姿を見せ、夜には鹿もうろうろしています。(猿は10年前に一度見たきり。)
炭山は10年前の豪雨で植林杉などが倒れ道が塞がれたことがありました。その後、地元の有志達が山の地主に掛け合い、倒れそうな木は伐採し代わりに根強い広葉樹の植林活動などを行っています。断水に備えて、貯水タンクをつくるなど、住民が工夫して住みやすく育ててきた地域。
●市街地への近さが丁度よい。
市街地からの道も、10年前は細い箇所もありましたが、今では材木を運ぶ大きな10tトラックも通ることのできる道です。バスがないのが唯一の難ですが、地元民で助け合い交通というタクシー形式で助け合っています。
最寄り駅は六地蔵駅(JR/地下鉄東西線/京阪線)まで車で5.5km13分。
京都駅までは車で35分。
名古屋や大阪に行くときには、渋滞しがちな京都市内を通らず車で15分の高速乗り口から乗ることが出来ます。
小学校は笠取第二小学校校区。朝は徒歩で集団登校、帰りは小型バスで下校。中学校は登下校のための小型バスが運行しています。
●雪がほぼ降らない
京都といっても、宇治の近く、
京都南にある炭山。雪がほとんど降らない。積もらない。
積もっても、近年は一年に一回うっすら積もる程度なので生活においては助かります。峠の山道の日陰は厳冬期には凍ることがあるので、車はスタッドレスタイヤに念のため毎年履き替えています。
唯一の難は、子どもの習い事の送り迎えなど。「あの毎日の送り迎えでの車内での親子の時間が今思い返すと貴重だった」という年配の方の声もあり。
「助け合い交通」という町内同士で送迎しあうタクシーシステムも稼働しています。どうしても都合がつかないときにお願いして助かっています。
●陶芸の里というものづくりの人たちが多く暮らす地域だからこその高い文化意識が育っている場所。
学校や保育の先生を退職後、地域で思い思いの文化的活動(太鼓、獅子舞、しめ縄、演劇)をしている方も多く、ワークショップなどを開いてくれるので子育ての親としてはありがたい限りです。
地元に昔から住んでいた人は少なく、ほとんどが移り住んできた人なので、よくある田舎の古い決まりのようなものが現代的に改良されている点も暮らしやすいです。
●春「炭山陶器まつり 宇治川さくらまつり協賛」毎年4月の第一土日に 宇治川の塔の島にて開催されています。炭山の窯元が出店し毎年賑わいを見せます。炭山にある3つの組合・グループから混在で多くの窯元が出展します。「宇治川さくらまつり」今年は2024/4/6,7に開催。「炭山陶器祭り」も同時開催。
●秋「炭山窯元まつり」毎年10月炭山にて工房内の見学やロクロ体験など。こちらは、(協)炭山陶芸青年会が主体となって開催。(2022,2023中止、2024年中止)
●毎年11月末頃上炭山の「京焼村」の「登り窯」が行われます。陶芸を学ぶ学生や関係者にて。
「☆:朝倉木工に作品展示中」表記について
秋の窯元まつりのときに朝倉木工のOPENショールームで暖かいお茶を準備していたときに、
「陶芸の里で紙コップもなあ…」と思い(その後コロナ禍は紙コップでしたが)
陶器祭りで手に入れられる気に入った陶器を1,2点ずつ集めて展示し始めました。
それを見て気に入った方へは窯元のご連絡先か販売店をお伝えさせていただくことに。
炭山に訪れた方に、この炭山で制作している作家の作品を少しでも見て帰って頂けたら嬉しいです。
炭山の陶芸家さんは、直接売らずに問屋さんに納品するスタイルの工房と、直営SHOPがあり直接購入できるスタイルの工房と両方あります。
予約なしで立ち寄ることができるカフェ、通常OPEN日がある場所を中心にご紹介します。
「宇治川桜まつり」協賛「炭山陶器まつり」
毎年4月の第一土日に 宇治川の塔の島にて開催されています。炭山の窯元が出店し毎年賑わいを見せます。炭山にある2つの組合と個人陶芸家のグループから
多くの窯元が出展しています。
詳しいブログはこちら
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「宇治川桜まつり協賛 第45回 炭山陶器まつり」
毎年4月の第一土日
2024/4/6(土),7(日)
午前10時から午後4時
2024年は炭山の窯元約17軒が出展
場所:府立宇治公園(塔の島)
主催:炭山陶器まつり実行委員会
後援:京都府・宇治市・宇治商工会議所・宇治市観光協会
『基牛舎(もとぎゅうしゃ)』
暮らしの道具とカフェ
2018年OPEN 土日(金が祝)のみ営業。朝倉木工から車で2分
営業時間 : 土.日.祝日-11:00 - 17:00 L.O16:30
季節により変更あり(ランチ15:00まで数量限定)
基牛舎のラン :1,900yen(税込)
基牛舎のランチセットデザート付 : 2,400yen(税込)
取り置き可 HPメールフォームまたはインスタグラムメッセージにて受付(日時、個数、連絡先)」
〒601-1395京都府宇治市炭山養老44 ( または40 )
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炭山で育った陶芸作家の山本壮平さんが元牛舎を改装してカフェ&ギャラリーをされています。(陶器の他ガラス等も展示)
いつも駐車場には京都ほか他府県の車も。
朝倉木工の欅拭漆隅切盆320×200㍉をお使いいただいています。 (お盆全てではないので、運が良ければ出てきます)
『協同組合炭山陶芸 』組合共同ショールーム
陶芸(協)炭山陶芸・協同組合炭山陶芸 組合共同ショールームは予約制(バスツアーなどで見学をご希望の場合も要事前申し込み)
・秋「炭山窯元まつり」毎年10月炭山にて工房内の見学やロクロ体験など(協)炭山陶芸青年会主体。(コロナ以降中止)
組合共同ショールームには、
以下の8工房の作品が常設展示。
●陶芸(協)炭山陶芸・直山陶房 今橋敏治さん ろくろを基に薄作りを得意とし、主に割烹食器を製作。☆
●陶芸(協)炭山陶芸・貴古窯 きこがま 今橋剛和さん今橋裕子さん☆
●陶芸(協)炭山陶芸・炭渓窯たんけいがま今橋逸夫さん今橋弘明(こうめい)さん、雅明(がめい)さん体験・見学不可「赤地銀彩鎖紋湯呑 展示中☆
●陶芸(協)炭山陶芸・清泉窯 せいせんがま 近藤さん
●陶芸(協)炭山陶芸・暁陶房 あかつきとうぼう 笹谷 博さん☆桜祭
●陶芸(協)炭山陶芸・原清和陶苑はらせいわとうえん原稔さん原依子さん☆
●陶芸(協)炭山陶芸・加藤永峰 かとうえいほう☆
●陶芸(協)炭山陶芸・嘉峰陶苑 かほうとうえん伊藤さん伏見稲荷「あかね屋本店」「あかね屋参道店」「あかね屋京都タワーサンド店」等直営店有り絵付け体験なども☆ (☆マークは京都炭山朝倉木工ショールームに展示中。)
『魚雲窯 ぎょうんがま 』山本重行さん 山本陽子さん 山本薫さん 山本たろうさん
1階2階の広いショールーム有
不定休(事前に確認電話を。)
体験は2人以上から、要予約。
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ご主人と奥様と、娘さん、息子さんそれぞれの作風で制作されています。
炭山の陶芸家さんは、直接売らずに問屋さんに納品するスタイルの工房と、直営タイプがあり、
魚雲窯さんは、炭山に移り住んできたときから、直営ショールームに力を入れて活動されてきたそう。
山本重行さんの器は、宇治橋東詰め(京阪電車宇治駅の真ん前)の
『宇治茶の老舗 通圓つうえん』さん(朝倉木工から車で14分)の抹茶パフェ(上写真)ぜんざいなどに使われています。
奥様山本陽子さんは庭の梅ジャム、柚子ジャム、りんごジャムなどまめに作られるかた。
台所に立って日常的に使う洗うしまう目線ももって作られている器です。1階と2階からなる充実したショールームと、駐車場有り。
『奥村陶房』主催の「冬ごもり展」
奥村陶房さんは、「灯びとの集い」「クラフトフェア松本」などでも売り切れ続出の人気の陶芸作家。無垢の木に似合う作品で、朝倉木工SHOPにも展示しています。家庭でも愛用させて頂いている器も多いです。
『一番大切にしているのは、おおらかで豊かなものを作ることです。』という奥村紳介さん。
奥さんが盛り付け、撮影、ビジュアルデザイン担当されているDMはがきは、お料理を盛り付けた器のものなど数種あり。
毎年11月に、奥村陶房主催『冬ごもり展』を開催されています。(コロナ禍はオンライン開催)
朝倉木工も参加させていただいて早5年。いまや開店前に行列ができる人気イベントに。
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奥村陶房 京都宇治市炭山久田26-1
冬ごもり展2019年の創る人〇こぎん刺し 青森弘前 Hanako〇農産物 新潟津南 はらんなか 〇デリカテッセン 京都東山 レザン 〇木工 京都炭山 STUDIO MOKKO 〇木工 京都炭山朝倉木工○ガラス 京都炭山 色工房〇陶器 京都炭山 奥村陶房 〇パン 京都宇治 Panya a la Bonne Miche 〇お菓子教室 京都宇治市 okasilabo quatre.m 〇木版画 京都童仙房 kringrafica 〇農産物 京都童仙房 ハト畑〇竹工芸 大阪豊中 IPPO (FACTORY JIN&POKO) 〇木工 大阪豊中 JIN (FACTORY JIN&POKO○農産物 広島三次 もぐもぐ農園 (順 北から南へ)
『宇治市立笠取第二小学校 』
炭山、池尾、二尾地域の子ども達が通う小学校。
子ども達は、朝平均30分ほど歩いて登校しています。下校はスクールバスで下校します。
現在の在校生徒数は全学年で14人。
地域との合同運動会や、放課後の学童にあたる『笠二っ子クラブ』は、地域の卒業生の保護者などが参加運営に携わるなど、地域一体となって子ども達を見守るしくみが整っています。
少人数の学校ですが、となり山の『笠取小学校』と合同の授業や臨海学校を行ったり、町の小学校『御蔵山小学校』『黄蘗学園』『木幡小学校』などへ出むいて「三校交流」といった活動も行われています。
明治39年(1906年)炭山分教場が笠取第二尋常小学校となる。116年の歴史のある小学校。
佛教大学女子陸上部の選手来校(マラソン大会出場)
2022年10月太鼓集団『鼓童』来校ワークショップ開催、11月合同演奏会発表
2022年社会見学 京都府警察/警察広報センター、宇治市エコポート長谷山 ほか
学校見学可 転校のご相談、ほか
現代手づくり玩具館
(NPO法人子育ての森プロジェクト)
宇治市黄檗で20年、さらに炭山へ移転してから30年間活動
「今を生きぬく力を育む」-50年間子どもたちの成長を見守り続けた、現代手づくり玩具館の改修・活動支援プロジェクト
「私たちは1970年、京都府宇治市黄檗に京都造形活動研究所を設立。子どもたちとともにおもちゃ作りの活動を始めました。そのきっかけは、子どもを取り巻く環境の劇的な変化でした。
当時、空き地や林など、子どもたちの遊び場が次々と姿を消すのを目の当たりにしたからです。
『子どもたちがゆっくりたっぷり思いっきり遊び、つくること』それが私たちの活動の原点です。
1990年に拠点を宇治市炭山に移し、現代手づくり玩具館を建設。恵まれた自然環境の中で、より豊かな子ども時代をすごせるように願って活動をしています。NPO法人子育ての森プロジェクト 現代手づくり玩具館 館長 村榮喜代子」
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親子参加型の幼児保育「山うさぎ学童くらぶ」幼児グループ(0〜4才)と、土曜のみグループ(5才〜小学6年生)を軸に活動されています。
炭山の豊かな自然のなかでのびのびと山遊び、川遊び、工作、リズム体操、など。保育の様子はブログ有り。玩具館を会場とした季節イベントでは子どももためのピアノやチェロ、チェンバロなどの音楽会、演劇会も開催。
朝倉家も炭山に引っ越してきてからずっと、親子共々お世話になっています。(季節イベントは事前申込要)
『里山の会』
炭山の山の整備、災害対策活動など
代表:清水克彦さん
炭山地区は、8年前のゲリラ豪雨の時に山道に山の木が倒れ土砂で道がふさがり
孤立するという経験をしてから、有志が山の持ち主に直接掛け合い、
倒れそうな木を整備させてもらったり、植樹させてもらえるようにしたりと
雨降って地固まる活動が始まり、現在はこの『里山の会』の皆さんが主体となって
炭山の山の整備や災害対策活動などを行ってくださっています。
住民が参加できるイベント(2015きのこの菌打ち)を開催したり。
(2021/1/26追記。「里山の会」の炭山の山の整備や災害対策活動から始まった山の活動。
右下記「宇治木こりの会」は、木工作やツリークライミングなどイベントも積極的にやっていきたいチームとして別の森林を管理、運営、ときに協力したり、していらっしゃいます。
社団法人『宇治木こりの会』
月一回里山開放日あり (開放日の山歩きの参加は予約不要)
『地域の森林を多様性があり、災害に強く、みんなが楽しめるように整備しています。
宇治市炭山では見本となれるような森作りを勧めています。』 子どもと植樹作業や、鹿から守るネットの設置作業、地域の子ども達と木の名札をつけたりといった活動を企画、開催してくださっています。
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プロの木こりや、ツリークライミングの講師、など様々な得意分野を持つメンバーによって構成。
(メンバーのうちの一人、「宇治で行う「木こり」という仕事「KICKORY-OHASHI」大橋大二朗さんについてのページ
非常にわかりやすく説明してくれているページです。)「重要文化財にもたれかかる木などを上手にすこしずつ切る仕事など」をされている方々などによる組織。 活動拠点、炭山谷山13-1『谷山360°広場サブロー』
月一回里山開放日は、「炭山以外の人にも山歩きなど気軽に立ち寄ってください」
(朝倉木工から歩いて14分(1km)車だと3分。駐車場あり)
月一回9時~16時開放日の間の好きな時間に訪れて、地図を片手にぐるりと山を一周歩けます。
山歩きは保育園年少さんの足で1時間半、大人なら1時間ほど。季節を楽しみながら、
岩道や、けもの道、ちょうど良いハードさで、大人も山歩き気分を楽しめます。(トトロの宮崎駿監督曰く「子どもの時に斜面やでこぼこ道を歩く経験をするということはとっても大事なんだ!」)
山歩きのふもとでは、イベント開催。講師:桑村明憲さん。(木とんぼづくり、料理ベラ削り、植林作業、ナイフ教室、など。
申し込みすれば確実ですが、材料が余っていれば飛び込みも可能だそう)
宇治木こりの会 Facebook (←里山開放日情報、木工作申し込みなどはこちら)
『江夏庭苑事務所
Enatsu Garden Architect』
1977年に京都・山科区で開業、宇治・炭山に移り現在に至る
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朝倉木工が炭山にて家づくりをし始めたときに炭山を散歩していたら江夏庭苑さんのお庭の、お手入れされた部分と自然に委ねるバランスなど含め石のつくりも素敵だったので、朝倉木工の工房前のエントランスの石積みや植栽をお願いして制作していただきました。木工にまつわる部分はハーフセルフビルドで制作しましたが、江夏さんへ石積みやお庭を頼んでみて、「プロに頼むべきところ」というのがあるなあ、家が引き締まったなあ、と実感。
それと、お庭をみせていただいて考え方に共感できるところにお願いできたことが満足につながりました。朝倉木工のお庭は家具製作の合間にたまに草をひく程度のお手入れになると思うと伝えた上で
各季節で自然に見えるように、季節も楽しめるように、と植栽を考案くださいました。
朝倉木工から徒歩3分の場所にありますので、お庭を見せて頂きたい場合は事前にご予約を。
石畳の種類例なども何種類か現物を見ることが出来、具体的にイメージ出来ます。
木彫・絵画 GENPEI SAKATA
炭山育ち。2009年に京都三条にて個展。以来、活動を続ける独特な魅力の動物の彫刻木彫作品や、絵画などを制作。
平成27年度より採用の小学校1・2年上の図画工作教科書「わくわくするね」(開隆堂出版)に
作品掲載 など、活躍の場を広げています。ホームページでは、谷川俊太郎氏とのコラボカレンダー(蔵丘洞画廊制作)などを楽しむことができます。
『色工房』ガラス作家 荒木桜子
炭山にて制作
「昭和43年に炭山に移り住んだ炭山工芸村の陶芸家の父母から自然と和食文化としての器を学び、
幼少の頃から陶磁器に触れて育った。能登島ガラス工房を経て、炭山でガラス工房を立ち上げ今に至る。(ギャラリー365作家紹介より)」
(ギャラリ-365とはガラス作家作品専門のオンラインショップ。)
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朝倉木工のショールームに荒木桜子さんのグラスを展示しています。
荒木さんのガラス作品は、料理のドレッシング用のもの、食卓に出せるちょうどよいサイズのピッチャー、など
暮らしの中でリアルにほしいアイテムであるのが魅力。
『木工芸市川』市川正人さん
炭山にて制作
毎年、「日本伝統工芸展」に出展されています。 道具のこと、木工の事、ブログに詳しく記載されています。
作品を見ることができる展示会などの情報はブログをご覧ください。
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「伝統工芸・木工芸の世界を知り、独学で指物を学び始めたのは約40年前。現在は煎茶道具や家具などの受注制作の傍ら、日本伝統工芸展や日本煎茶工芸展などに出品する作品の制作を楽しんでいます(blogより)」
『賀泉窯 がせんがま 』西川賀也さん
炭山にて制作
「陶磁器制作~日常まで。割烹食器、煎茶道具…
着物、浴衣、相撲浴衣仕立て(Instagramより)」
ショールーム有り。要予約。
『賀泉窯』Instagram @gasengama_kyoto
高級料亭で使われている『割烹食器』の「ゆがみのない蓋物」や「高台のお猪口」をつくる西川さん。その技術を持つ人が全国的に少なくなってきているそう。「若い世代に伝えるためにInstagramで技術公開している。」という西川賀也さん。
『#技術公開 ひっくり返しても蓋から本体が落っこちない動画』
技術の上に美しさが現れ、料理を引き立てる器に仕上がる。モノ単体でなく、料理、器、着物、建具、建築、庭園…全体の調和に幾重もの伝統技術が込められ存在している濃厚な京都の文化。
支えてきたのはさらりとやってのけて+進化も続ける「ものづくり人」。
朝倉木工ショールームに、この蓋物と、玉露椀と急須のセットと、薄造りの作品展示中です。
『西川みさ子』さん
炭山にて制作
着物、浴衣、相撲浴衣仕立て
また、記念に残したい着物で小さな着物をつくるなどもされています。
『炭山清谷窯』林淳司さん 林奈緒子さん
朝倉木工の工房2階のショールームで、
写真の左側の赤い絵の前の花器、これは林淳司さんが登り窯で制作されたもの。
林さんが陶器祭りで展示していたものの中に一点、作風の異なる雰囲気の渋いものが気になって、聞いてみると、それは登り窯で焼いたものとのこと。
他にもあるというのでさらに工房へ見せて頂きに伺い、この同じく登り窯で焼いた花器に一目ぼれ。
ずっと大活躍。もう10年ぐらい朝倉木工で愛用しています。
木のものにも似た「土のもの」の原点的な「美しさを意識しない美しさ」
それが自然の野山の植物の邪魔もせず足りなくもなく。
『馥郁窯 ふくいくがま 』 伝統工芸士 村上郁さん
工房ショールームはご予約制。土練り体験などは人数が集まれば。
炭山にて制作。「1982年開窯『郁窯』工房ショールーム要予約
「馥郁には豊かに香るという意味合いが有ります。」
「京都の美山町と言う山村で生まれました。自然の中で自由に育ちましたが反面、高校を卒業したら田舎を出て自分一人で生きていくものだと普通に考えていました。
なぜ陶芸の道に?
陶磁器の持つ普遍的な美しさにあこがれがありました。特に朝鮮の白磁が好きでした。
45年近くこの仕事に長く関わってきました。今考えるとこだわりはなかったと思います。
その時々に応じて作品を作ってきました。感性、技術、その時の生活などの要素で、
色々な物を作ってきました。その時にできる精一杯の作品だったと思います。」
『馥郁窯ふくいくがま』ホームページ Instagram『馥郁窯ふくいくがま』
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「蓋をしたまま焚いても消えない安全な香炉、意匠登録済。
また色が黒いのでヤニの色が目立ちません。」という香炉も制作。
『馥郁窯 ふくいくがま 』村上 千さん
『馥郁窯 ふくいくがま』 村上郁さんの娘の村上千春さんも陶芸の道を歩んでいるところだそう。
「イベント等で出店しております
茶づな @uji_chazuna にて陶芸体験実施中。
ご予約、詳細などは茶づなHPをご覧ください
」
『貴古窯』『マエストロ貴古』
今橋剛和さん 今橋裕子さん
「『マエストロ貴古』は京都市立芸術大学を卒業した夫婦のコラボレーションです。
美術家今橋裕子の自由な発想を、貴古窯四代目今橋剛和による確実な技術で昇華された作品の制作活動を展開しています。」
写真の徳利の別バージョンは「BRUTUS casa」で紹介されていました。
『燦光窯さんこうがま』伝統工芸士 井川和夫さん 井川冨美子さん
『テニススクール・JACテニスパーク炭山』
「インドアを含む三面の砂入り人工芝のコートを所有。天候も気にすることなくプレイやレッスンが行える環境を整えております。
在籍しているコーチ陣は数十年の指導歴を持つ優秀な人材ですので、初心者から上級者まで学ぶことができます。
子供コースあり。駐車場25台を完備、送迎バスあり。遠方にお住まいの生徒様も、ぜひご利用ください。」
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炭山住民も多くお世話になっています。楽しそうに帰る様子が爽やか。